2017 Feb

音楽制作以外に一般の方へ歌をお教えする仕事もしております。

自分がいままで培ってきた音楽全般の知識をくっしして「唄う事とはどいうことか」を伝えてます。

具体的には町のカラオケ店で既存の歌を唄っていただき気になるところを指摘アドバイスするということを行ってます。

巷のヴォーカル教室の方針と違う点を1つだけ述べます。

時々生徒さんから「発声練習=ヴォイストレーニングはやりますか?」

という質問を受けます。僕の答えは「必要ありません」です。

世の中にプロとして活躍しているポップス系のシンガーで日々発声練習をしている人はほとんどいないと思います。マイクを使って歌ういじょう、必要以上に声を響かせ大きな声を出す必要は無いからです。大きなホールでパワフルに歌いあげるのと違い、カラオケという狭い空間で歌を表現するのには、ヴォイストレーニングを基とした発声法は返って弊害になります。

ではなぜヴォーカル教室にヴォイストレーニングという項目があるのでしょうか。

これは恐らく○○音大を出た人達が自分が勉強してきた方法がポップスの世界でも通用すると誤解しているからだと思います。

音大を出たポップスシンガーがほとんど居ない現状を見れば、歌をうまく歌えるようになることと、ヴォイストレーニングがほとんど関係ない事は一目瞭然で