2015Mar

今回は音楽とそれを取り巻く環境の時代の流れについて感じたことを書いてみます。

その昔、全ての演奏を人間の手で行い、それをライブで聴かせるまた録音するという事が主流だったと思います。後にシンセサイザーやシーケンサーが登場し、実際には生では出せない音や、演奏できないフレーズを機械が出来るようになり特にサウンド面で大きな変化を遂げました。

当時、演奏家達は、新たなテクノロジーに対し「あんなのは音楽じゃない」と声を上げている人が多くいたと思います。そしてさらに近年コンピューターの導入で様々な編集が可能になり、ヴォーカルまでもが合成音(ボカロ)で制作可能となりました。

こういった現象に、正直いうと1ジェネレーション前の僕も「ここまでやっちゃっていいの?」

という感想を持ってしまいます。それでも時代が証明しているように

常に新しいテクノロジーが導入されそれが多くの若者に支持され、のちに当たり前のこととなることは目にみえています。

自分が慣れ親しんできた制作環境にいかに最新のシステムを取り入れていくか、これは以外と難しいことだと思います。なぜなら新しい機材を購入すれば済むだけのはなしではないからです。

春には新たなシステム導入を検討している僕が、いかにワクワクしながら楽しく新システムと付き合っていけるかが、新たなレベルへ行けるか否かにかかっていると思います。