2015 Jun

自分はさまざまな音楽を作る仕事をする中で、サウンドロゴというものも多く制作してます。これはCMなどの前後に入る約1〜2秒の間に企業ロゴと共に鳴る「音」です。製薬会社のCMなどの最後に鳴る「ピンポーン♪」みたいなやつです。

これはもうほとんど音楽というより効果音に近いもので、かなり特殊な作業になります。

たったの1〜2秒とは言え、このロゴは本編の絵が変わってもそのまま長く使われ、クライアントにとっては企業イメージを印象づける重要なものとなります。自分が制作したロゴの幾つかは10年以上に渡り使用されているものもあります。

耳障りが良く、且つ平凡ではなく、CMが終わった後何となく耳に残ってる音、というのが目標で制作してます。

「チャリーン♪」という音1つ作るのにも、例えば、リアルな鈴の音のサンプルとシンセサイザーにより加工された音や、更に音程感を出すためピアノの音を加えたりしてして、それらにエフェクト加工をし仕上げます。

今日もTVーCMのどこかで自分が作った音が鳴っている!と思うと、ちょっと嬉しく感じると共に、責任の重さを痛感します。