2014May

音楽を制作する機材環境は完全にPCによるものに淘汰されつつあり、その中でも自身も所有するProToolsがスタジオのスタンダードになっています。それでも自分は制作するときに最初に手にする機材はAkaiのMPCというドラムマシーン&シーケンサーを使います。

その理由は操作環境がアナログで気持ちいい〜とかパッドを叩きながらのリズムプログラムが楽しいなど・・・色々な意見を聞きますが僕にとってはディスプレーを見ずに作業が出来る!ということが愛用する1番の理由になってます。アレンジ→プログラムをしている時は気分がノッテくると目は明いてても何も見えてない、音の世界をさまよっている状態になります。そんな時PCを使い画面を見て編集範囲を指定などしていると、一挙に気分が冷めてしまいます。その点MPCだと手元のボタン操作だけで全てが行え、PCに比べると面倒な編集修正作業には気分が行かず、耳で聴いての判断によるテイクの積み重ねで作り上げることができます。この緊張感の維持が気持ち良いので今でもMPCを使い続けています。