2014July

コンピューターで制作録音を行う上で、とても便利なツールとしてピッチ補正ソフトがあります。Vocalのある部分に補正として使用したり更に不可能な音程(音域)までデータを持ち上げたり、積極的な使い方をしてロボットのような声に加工したりできます。

時間が無い時や、思うようなテイクが得られなかった時には重宝しますが、自分は「歌」と「ギター」には極力使用しないことに決めています。

それは、他の楽器がプログラミングによって構成されていく中において、この2つのPlayは、唯一かつ最も人間の感性に近いフィーリングを表現してくれるものだと信じているからです。

多少のズレがあっても聴いた感じがOKなら、それが作品全体の中で幅と息吹を与えてくれるからです。

素晴らしいヴォーカリスト、ギターリストにはいつの時も感謝!です。